今日は朝からずっと美ヶ原高原は雲の多い状況ですが、おおむねずっと晴れて、
ハイキング日和となりました。
高山植物のお花も例年より早く咲き出しているものが多いので、ちょうど見頃の時
期となってきております。
ふる里館の周辺で現在咲いているお花の一部をご紹介いたします。
まずは、「クルマユリ(ヤマユリ)」です
オニユリやコオニユリに似ていますが、高原に咲くオレンジ色の色彩は
ひときわ目立ちます。 手前には紫色のウツボグサも咲いています。
笹の中から顔を出している黄色い花は「カンチコウゾリナ」です。
別名タカナコウゾリナともいい、葉は互生して柄がなく、細い楕円形で
不規則な鋸歯がある花です。
薄紫色の「ノアザミ」も咲きだしてきました。
赤トンボが蕾に止まっています
アザミは種類が多くて、日本には100種類程度あるそうです。
シロバナノアザミという珍しい白いアザミも美ヶ原高原に見られます。
笹に囲まれたところに「イワオトギリ」が咲いていました。
オトギリソウの仲間でシナノオトギリによく似ています。雄しべが花びらより
長いのが特長です。
「ヤナギラン」も咲き始めています。
柳の葉っぱにソックリな葉っぱから、花がランに似ていてその名の由来となって
います。
白色のふわふわした感じの「ハナチダケサシ」も咲いています。
トリアシショウマの花に似ているが日当たりの良い場所を好むようです。
他にも、ハクサンフウロ、ウスユキソウ、シャジンなどいろいろな種類が
咲き始めています