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安全な登山について考えたり

こんにちは!
今日のブログ担当は裏剱の女こと大橋です☺

トミオさんに時々そう言われてるんですけど、何故かというと以前に剱岳の山小屋で働いてたり、富山県警山岳警備隊さんのご飯を作ってたりしていた経歴がありまして。そんなこんなで剱周辺は懐かしいところなんです。

それで先週は裏剱の阿曽原温泉小屋に里帰りしてきました!
どんな所かお写真をどうぞ~

冷や汗が出てくるぐらいの高度感と緊張感が続くルートなので、何度歩いてもドキドキします!

行った日は周辺の山域で事故が4件あり、救助のヘリが飛んでいました。
その日のうちに救助できなかった要救助者と2名の山岳警備隊は寒い中ビバークするなど、山小屋のご主人も無線中継したり慌ただしい日でした…

ビバークした隊員は翌日昼に疲れきった姿で山小屋に戻り、でも「怪我人が無事で良かった」って笑顔で話して、温かいご飯をおなかいっぱい食べて仮眠していました。私が賄いごはんを作っていた頃はまだ新人隊員だった青年がすごく逞しく頼もしくなっていて、こうゆう方々に見守られながら登山させてもらってるんだなぁ…としみじみ思いましたね。

先日も那須の朝日岳で痛ましい事故がありましたし、ここ数日は各地で山岳事故が立て続けに発生しています。

無事に下山して笑って思い出話しができるよう、安全に心がけて時には引き返す勇気を持てるように、救助に携わる方々がそもそも事故無しで温かいご飯をゆっくり食べられるように、登山する側として心がける事はいっぱいあるなぁと本当に思います。


美ヶ原は穏やかな山なので、ちょこっと散策してるハーフパンツの女子の服装に「あらあら寒そう〜!」なんて笑って見てられるけど、この数日の気温差は侮ったら危ないぐらいになってきています。王ケ頭まで往復される方は防寒対策が不十分なら無理して歩かず、ふる里館のお蕎麦でも食べてのんびりしていってくださいね〜

以上、裏剱の女こと大橋でした(*^^*)